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事業方針

チーム運営理念 -リスクコントロールの重要性

ウエルシスパートナーズ代表からのメッセージ

古代洞穴に住んでいた石器人は、まだ見ぬ猛獣の存在に恐れをなし、洞穴から半径100mをその行動半径としておりました。猛獣が近付いてきた場合には、急いで逃げ帰ることのできる距離がその行動半径だったのです。100mの範囲は比較的安全な範囲でありますが、同時に獲物もネズミのような小動物で、素手で捕える事のできるものに限られていました。結果、獲物も少なく、常に「飢え」との戦いでありました。食料の確保と、身の安全という観点からまさに「ローリスク・ローリターン」のパターンを具現化していたわけであります。

ところがある日、飢えに耐えきれなくなった一人の勇敢な石器人が、猛獣に襲われるリスクを覚悟しながらも洞穴から500m先まで獲物を求めて遠征しました。もちろん素手で。そこには、今まで見たこともないような動物が数多くおり、石器人にとってはまさに「宝石の山」である反面、同時に想像を絶するような獰猛な猛獣も多数おり、今にも石器人に襲いかからんばかりであったのです。
普段の数倍に上る数の猛獣は、石器人にとっては大きなリスクであり、数倍の量の獲物は大きなリターンでもありました。

幸運にもこの日の石器人は、猛獣に襲われることなく、普段の何倍もの獲物を持って帰ることができました。翌日、その成果を見た別の石器人は500mを遠征しましたが、途中で猛獣に襲われ、二度と洞窟に帰ってくることはありませんでした。

その後、石器人たちは猛獣を討ち取る矢尻を発明し、矢尻の先に毒を塗ると効果の高いことを発見しました。これこそが知恵です。これにより、格段に猛獣に襲われるリスクが低減され、より多くの獲物を求め、より遠くまで遠征できるようになりました。知恵がリスクを低減し、リターンの増大に寄与したのであります。

この古代人の行動は、洞穴近辺で得られる獲物は限られているが「知恵を出し、リスクをマネージし、勇気を持ってより大きなリターンの獲物を目指す」こと、ただし「無謀であってはいけない」こと、「適切なリスクとは何か、適切なリターンとは何か」を常に問い、リスク・リターンのパラメーターを環境の変化に即応して最適に設定し、同時にリスクをコントロールすることによって目標(リターン)を達成することこそが大切であることを示唆しております。これは事業経営スキルの原点でもあります。

経営学の教科書には、「リスクとリターンはトレードオフの関係にある」との記述があります。
「トレードオフ(Trade off)」とは、英和辞典によると「交換や取引」と訳されております。従って、「リスクとリターンはトレードオフの関係にある」という意味です。リターンを得ようとすれば、そのリターンは常にリスクと引き換えになるという事であります。つまり、リターンを求める者、リターンを求める投資行動は、常にそれなりのリスクがあることを認識して行動しなければなりません。リスクが高いということは、当初の期待通りにならない可能性が大きいことを意味します。

我々は常に様ざまなリスクと対峙しております。信用(Credit)リスク、価格変動(Market)リスク、訴訟(Legal)リスク、名声(Reputation)リスク、医療(Medical)リスク、薬剤(Pharmaceutical)リスク等多種多様であり、好むと好まざるとに関わらず、我々はそのリスクと常に背中合わせに生きるしかありません。

そもそも小さなリスクで大きなリターンを求めることは、神の摂理に反するものであります。経営者は、利潤動機に基づく行動をとるときは、いつもそれを意識しようとしまいと、潜在的に何らかのリスクに対峙していることを認識しているものであります。リスクの大きさを十分に認識しない如何なる事業活動も「博打」的となり、経営とは言えません。また反対に、リスクを恐れて合理的なリターンを放棄してしまうことも堅い経営とは言えないと思います。

知恵もなく汗もかかずに大きなリターンを求めることは、非合理な楽観であるのと同時に、経営としては暴挙以外の何物でもありません。リスクに挑戦し続けるためには、不退転の決意と不断の努力を要しますが、私は、正しい努力の成果は必ず報いられるとの確信を「ウエルシスパートナーズ」のカラーとして確立したいと考えます。

我々「ウエルシスパートナーズteam」は、教育・医療・介護福祉分野における知識集約型産業の旗手として、創意・工夫・知恵を終結し卓越したリスクコントロール能力の発揮により、いわば石器時代においての500mにとどまらず1000m先までも遠征し、十分な獲物を捕獲し、無事に洞穴に帰還できるような秀逸なプロジェクトチームとなるよう、チーム一丸となり業務に邁進いたします。また、同時に「人間愛(スピリチュアル)」を重視し、厳格かつストイックなまでに規律を重んじるプロジェクトチームでありたいと考えております。

このため、私どもは「処事光明」、「利情調和」、「独慎気概」を旗印に、透明で精廉なチーム運営を実践して参ります。また、私どもは、教育・医療・介護福祉事業分野及び専門企画設計、建築、設備事業分野における営業力と事業スキームの革新性を武器に、社会性が高く、社会の圧倒的多数の方から支持されるプロジェクト集団とならんことを標榜し、お施主様や多くの投資家の方々、投資家の利益を最も重視するチーム運営を行って参ります。

株式会社ウエルシスパートナーズ
代表 佐藤 英樹